収穫時期を2カ月ほどずらした遅摘みのシャインマスカットの出荷作業が山梨県山梨市で行われている。山梨市の牧丘地区では、収穫時期を2カ月ほど遅らせ希少価値を高めた巨峰やシャインマスカットを栽培していて、木枯らしが吹くころに収穫されることから「こがらしぶどう」と名づけられている。JAフルーツやまなしによると、「こがらしぶどう」はブドウ棚にビニールの雨よけをつけることで雨による落葉を防ぎ、収穫時期を遅らせていて、十分に熟してから収穫しているのが特徴だという。出荷作業は今月下旬まで行われ、主に首都圏や関西の市場で取引される。
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