アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、9都道府県に対する緊急事態宣言と8県へのまん延防止等重点措置が9月30日で全面解除されたのを機に、経済活動の再開と、今後懸念される再拡大に備え、感染対策トータルソリューション提案を強化します。また、新商品として「顔認証型AIサーマルカメラPro」及び「UV-C除菌器(※1)トロリー」を、2021年11月より順次発売します。
新型コロナウィルスの感染拡大と長期化は、飲食業や観光業、宿泊業に深刻な打撃を与え、事業者はウィズコロナ時代における営業活動に備えるため、手指の消毒やマスクの着用といった従来の感染症対策に加え、「山梨モデル(※2)」に代表される第三者認証制度を活用して取り組みを強化しています。
当社は、このような対策を支援するために、昨年より「マスク」の国内生産を開始したほか、企業や行政、教育現場向けの感染症対策として「AIサーマルカメラ」「AI除菌清掃ロボット」「AIインタラクティブホワイトボード」「デスクスクリーン」など、様々な商品を展開しています。また、全国60の地域密着型営業拠点では、感染対策ソリューションの提案を進めており、9月の感染対策に関する問い合わせは前月比で約2倍になっています。
今回発売する「顔認証型AIサーマルカメラPro」は国内で最も普及しているFelica ICカードでの認証に対応します。これにより、入退室時のセキュリティ管理や出退勤管理(※3)を容易に導入できます。また、「UV-C除菌器(※1)トロリー」は従来品の最大約13倍(※4)に当たる約380㎡の範囲を物体表面除菌できるため、従業員自身によるアルコール除菌作業を大幅に低減でき、効率的に非対面・非接触化を実現できます。
当社は、今後もアイリスグループの総合力を活かし、感染対策ソリューションをさらに充実させることで、ポストコロナを見据えた経済活動を支援していきます。■「顔認証AIサーマルカメラPro」商品概要
今回顔認証だけでなく、Felica ICカード認証も同時に対応できる「顔認証型AIサーマルカメラPro」を新発売します。「顔認証型AIサーマルカメラ」は主に入館者の額の表面温度測定に使用され、現在は顔認証による「非接触」の入退室セキュリティ管理や出退勤管理(※3)にも活用されているため、国内で最も普及しているFelica ICカード認証を追加することで容易に導入でき、より幅広いニーズに対応します。■商品仕様
■「UV-C除菌器(※1)トロリー」商品概要
今回従来品より広い範囲で細菌やウイルスを除菌できる「UV-C除菌器(※1)トロリー」を新発売します。一般的な空気清浄機とは異なり、UV-Cを照射することでウイルスの活動を抑制します。「UV-C除菌器(※1)トロリー」は最大120分で380㎡と従来品の最大約13倍(※4)の範囲の物体表面除菌ができるため、オフィスや大きな食事会場などの従業員自身によるアルコール除菌作業を大幅に低減でき、より効率的な非対面・非接触化を実現します。また、ワクチン接種の進んでいない児童が通う小中学校の教室でも最短15分(※5)で机やイスの除菌が可能です。管理者のみ使用可能な「いたずら防止ロック機能」も搭載しているため、小さな児童のいる学校や保育施設などでも安全に使用できます。■商品仕様
【商品詳細はこちら】https://www.signifyjapan.co.jp/product-tolory/■その他感染対策ソリューションラインアップ
マスク
AIサーマルカメラ
AIインタラクティブ ホワイトボード
UV-C空気除菌器
AI除菌清掃ロボット Whiz i アイリスエディション
配膳 ・運搬ロボット Servi アイリスエディション
TELECUBE by アイリスチトセ
デスクスクリーン
(※1)シグニファイジャパン合同会社(本社:東京都品川区、職務執行者 社長:園田悟)が製造・販売する、紫外線の一種であるUV-C光を用いた細菌やウイルスを除菌する「フィリップスUV-C除菌機器シリーズ」。
本製品はUV-C(紫外線)を放射します。保護されていない状態のUV-Cライトの光をのぞき込んだり、皮膚に当てないでください。
(※2)「やまなしグリーン・ゾーン構想」。山梨県が公表した県内外の消費者の「安心・信頼」という価値を獲得し、県内経済の再生につなげることを目指すため、自治体や委託を受けた民間業者など第三者が実際に店を確認した上で認証を付与する制度。
(※3)勤怠管理は既存の外部勤怠ソフトと顔認証端末から出力されたCSVデータによる自動連携が可能。
(※4)品番「UVCT210 SR」(ランプ4本タイプ)の場合
(※5)64㎡の平均的な教室の場合。文部科学省より。