山梨市は、万力公園の指定管理者を公募している。広く事業者を募ることでより効果的な住民サービスが提供できる管理者に託そうと、初めて公募した。 万力公園管理事務所によると、公園は1977年に供用を開始。総面積15・4ヘクタールで、遊具などがある「子供の広場」や、カピバラやシカを飼育している「動物広場」、バーベキュー施設、万葉の森関連施設などがあり、2019年度は12万人が訪れた。 市はサービス向上に向け、民間からアイデアの提案を受けようと初めて指定管理者に業務委託することを決めた。業務内容は、動物の飼育を含む施設の運営や維持管理。指定期間は22年4月から27年3月までの5年間。 ノウハウを持つ団体や企業から広く募っていて、市は24日午前10時から、現地で説明会を開く。公募は10月15日までで、市幹部や外部有識者らで構成する選定委員会が同月中をめどに候補を決める。市は12月定例市議会に関連議案を提出する方針。 募集要項は市のホームページで公開している。問い合わせは万力公園管理事務所、電話0553(23)1560。
万力公園 指定管理者を公募(山梨日日新聞)