南アルプス署は敬老の日の20日、南アルプス市十五所のザ・ビッグ櫛形店前で、高齢者に防犯と事故防止を呼び掛ける啓発活動をした。 詐欺防止を啓発するトイレットペーパーやウエットティッシュ、反射材付きの巾着などの防犯グッズを入れたエコバッグ、電話詐欺への注意を呼び掛けるため市内の和菓子店と連携して作ったどら焼きを約200セット用意。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため手渡しせず、啓発グッズをテーブルに置いて買い物客に持ち帰ってもらった。署員7人は「いつまでもお元気で」「詐欺被害に気をつけて」などと声を掛けた。 署生活安全課の内藤伸治課長は「キャンペーンをきっかけに、高齢者が防犯や交通安全について家族や友人と話す機会をつくってほしい」と話していた。
防犯と事故防止 グッズ配り啓発(山梨日日新聞)