食コミュニティ「キッチハイク」を運営する株式会社キッチハイク(東京都台東区 : 共同代表 山本雅也 藤崎祥見)は、鹿児島県枕崎市の食と文化の魅力を届ける「ふるさと食体験」のオンラインイベントを開催します。
「ふるさと食体験」は、食と文化と交流を通して、関係人口と地域価値を創造する事業です。オンラインと食コミュニティを活用し、その地域ならではの魅力を掘り起こし、地域内外が豊かにつながる新しい関係性をつくります。
今回の取り組みについて
キッチハイクは鹿児島県枕崎市役所 企画調整課企画調整係と、「かつおのまち」と呼ばれる枕崎市の食文化を通して、市の魅力に触れてもらうことを目的とした、オンラインイベント「ふるさと食体験」を実施いたします。同日の昼と夜に同じ内容で2回開催。
特産品のぶえん鰹や本枯れ節など、かつおづくしの食材セットを事前に参加者のご自宅へお届けし、当日は自宅にいながら食材や文化を通して地域の魅力に触れる機会を提供いたします。
イベント詳細
◎ 「日本一のかつおのまち」鹿児島県枕崎市
「日本一のかつおのまち」として知られる、鹿児島県枕崎市。水揚げされるカツオをはじめ、新鮮な魚介類が豊富な港町です。
日本で生産されているかつお節のおよそ50%は、枕崎産だとご存じでしょうか。その品質の高さは料理人や食のプロたちから信頼され、全国各地で取引きされています。日本のだし文化を支える鹿児島が誇る食材のひとつです。
そんな「かつおのまち」枕崎市から、かつおづくしの食材をたっぷりお届け。かつお出汁の引き方から、一本釣りしたカツオを船上で活き〆した自慢の「ぶえん鰹」を使ったご当地グルメ「船人めし」づくりをお楽しみいただけます。
◎ イベントのハイライト
① 一本釣りした「ぶえん鰹」や本枯れ節など、枕崎自慢の食材がたっぷり届く
② 枕崎のだし文化を発信する、Mr.DASHIこと中原晋司さんから、かつお出汁の引き方を学べる
③ もちもち食感の「ぶえん鰹」とかつお出汁を贅沢に味わう「船人めし」が味わえる◎ お届けするもの
<昼の部/夜の部共通>
・枕崎ぶえん鰹 (8つ割のサク/150〜250g) ※生のまま冷凍したもの
・枕崎ぶえん鰹 (ユッケ用角切りかつお70g、タレつき) ×2袋
・枕崎産 本枯れ節 黄金だしの削り節 (50g)
・枕崎産 荒節 薫る花かつお (50g)
・利尻昆布 (40g)
・かつおせんべい (16枚)
・太陽醤油 (360ml)
・カットネギ(船人めしの薬味として)
※ユッケ用かつおは2人前ですが、サクを使用すれば合計3-4名分の「船人めし」を作れます。お友達やご家族とのご参加歓迎です。
※冷凍でお届けするので食べたい分だけ解凍して楽しめます。
◎当日つくる料理
・かつお出汁
・枕崎の漁師めし「枕崎鰹船人めし」
「船人めし」とは枕崎市のご当地グルメのひとつ。漁師が釣ったカツオを船上で捌き、ごはんにのせて豪快に食べる漁師めしを現代風にアレンジしたものです。枕崎市通り会連合会では、多くのお店がそれぞれのスタイルの「船人めし」を出しているそうです。
料理を教えてくださるのは、枕崎市に生まれ、2008年に家業である中原水産を引き継がれた中原さん。
枕崎カツオマイスター、だしソムリエ1級の資格を持ち、「出汁男(だしおとこ)」「Mr. DASHI(ミスターダシ)」など様々な異名で知られています。
枕崎のだし文化を発信する中原さんから、本格的なかつお出汁のとり方をレクチャーいただき、その出汁とぶえん鰹を使ったおいしい「船人めし」を楽しみましょう。枕崎のかつお節の歴史や、製造法についてもたっぷりお話しいただきます。◎ Mr.DASHI・中原晋司 さんが、かつお出汁の極意を伝授!
こんにちは、中原水産三代目の中原晋司です。
鹿児島県枕崎市には町中にかつお節工場があり、幼い時からかつお節はあまりにも身近な存在であったため、当時はかつお節の持つ魅力に気づきませんでした。しかし東京での多忙な会社員時代の際、しっかりと出汁を引いて作った味噌汁のなんと美味しいこと。体調維持にも役立っている実感があり、かつお節の魅力を再発見いたしました。そして枕崎に帰省する度に、かつお節を燻している香りが出迎えてくれるのです。枕崎は、まさに「おだしのふるさと」と呼べると思います。
枕崎の家業にUターンしてからは、かつお節加工品の商品開発や、だしの引き方教室を開催しております。おだし教室の受講者のうち4割は外国人。世界中から食通やシェフの方が枕崎にいらっしゃって、かつお節工場見学やだしの引き方教室を受講され、世界中からかつお節を始めとした日本食の基礎を支える「だし文化」は注目されています。
今回は、職人が手間暇かけて作るかつお節製造のこだわりや、かつお節の持つ「香り」「旨味」「栄養価」などを、生産量日本一の産地である枕崎から臨場感たっぷりにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。◎ 太陽とカツオのまち、枕崎市
四方を海と山に囲まれた枕崎市は、鹿児島県の薩摩半島の南端に位置します。JR日本最南端の始発・終着駅「枕崎駅」は、旅好きに人気の観光地としても知られています。電車を降りれば、南国の太陽と潮風がお迎えしてくれます。海岸・市街地・農村がコンパクトにまとまっていて、海・山レジャーや温泉なども満喫できます。気候は温暖で過ごしやすく、桜島の降灰もほとんどありません。
南国のまぶしい太陽のもと、かつお節工場の立ち並ぶ町を歩けば、ほのかな燻香にふわりと包まれます。鮮度抜群の海の幸をはじめ、黒毛和牛や黒豚・お茶などの農産物の生産も盛んで、食通がうなるご当地グルメを楽しめる、そんな枕崎市の魅力をお楽しみください。◎ イベント申し込みページ
<テーマ>
かつお節生産量日本一。枕崎市のMr.DASHIに教わる “黄金の鰹だし”で「船人めし」作りに挑戦▼昼の部https://kitchhike.com/jp/popups/6131b0ea528beb127d242ae2
日時:10/10(日)11:00〜13:00▼夜の部https://kitchhike.com/jp/popups/6131b245528beb127e242b77
日時:10/10(日)17:00 ~ 19:00
※ ご興味をお持ちの自治体さま、事業社さま、報道関係者さまに向けて、イベント観覧を無料でご案内いたします。お手続きについては、下記までお気軽にお問い合わせください。
info@kitchhike.com
「ふるさと食体験」とは
「ふるさと食体験 (https://kitchhike.com/ ) 」は、食と文化と交流を通して、関係人口と地域価値を創造する事業です。
オンラインと食コミュニティを活用し、その地域ならではの魅力を掘り起こし、地域内外が豊かにつながる新しい関係性をつくります。参加者へ事前に地域の特産品を届け、オンラインで生産者や事業者と交流しながら、特産品を楽しむことができます。
2017年2月より地方自治体との取組みを開始。2020年5月からはオンラインでスタートし、140回のイベント開催、のべ3,100組が参加してきました。自宅にいながら地域の特産品や文化に触れることができることから、都市部の生活者と地域とのつながりを強める取り組みにもなっています。
また、2022年3月までに、新たに50以上の自治体や地域事業者とオンラインイベントや食体験コンテンツの開発を予定しています。
▼これまでのイベントテーマ例
「ふるさと食体験」の流れ
① 食材が届く
地域から参加者のご自宅に事前に食材をお届けします。② 調理する&食べる
地域のお母さんや生産者さんからおいしい調理方法を教えてもらい、出来上がったらみんなでいただきます!③ 交流する
ご飯を食べながら、地域の食や文化についての話を聞いたり、質問をしたり交流することができます。
「ふるさと食体験」実施自治体(2017年度から40自治体以上)
◎ 2021年度
<特産物・農産物PR>
宮崎県日向市、静岡県静岡市、新潟県佐渡市、北海道厚沢部町、茨城県筑西市、熊本県錦町
<観光・移住推進>
静岡県南伊豆町、福島県鮫川村、秋田県湯沢市◎2020年度
<特産物・農産物PR>
宮崎県都城市、宮崎県日向市、復興庁、島根県大田市商工会議所、滋賀県甲賀市、高知県庁、山形県飯豊町、北海道厚沢部町、北海道仁木町
<観光・移住推進>
静岡県南伊豆町、宮崎県宮崎市、大分県豊後大野市、新潟県南魚沼市、山梨県北杜市、宮城県角田市、北関東3県庁、秋田県湯沢市、福島県湯川村、宮城県加美町、北海道豊浦町◎2019年度
<特産物・農産物PR>
大分県豊後大野市、福島県庁、鹿児島県指宿市
<観光・移住推進>
石川県庁
▼開催事例について詳しくはこちらhttps://kitchhike.jp/furusato-shokutaiken
「ふるさと食体験」沿革
・2017年2月 徳島県徳島市と10日間の「おいしい徳島フェス」を開催。
自治体農水ブランド推進の初の事例となる。
・2018年5月 島根県松江市の「不昧公200周年記念祭」に参画。
アンテナショップ、百貨店との連動企画となる。
・2019年2月 広島県庁と取り組みを実施
・2019年12月 自治体数が20を超える
・2020年2月 大分県豊後大野市と現地の食ツアーを開催。自治体との初の現地ツアー事例となる。
・2020年3月 コロナの影響を受け、一時ストップ
・2020年5月 オンライン化を始める。静岡県南伊豆町とシリーズ化を開始
・2020年9月 復興庁との取り組みを実施
・2020年11月 「南伊豆町祭」を実施
・2020年12月 島根県大田市とEC連動を実施
・2020年12月 自治体数40件、イベント開催数70回を超え「ふるさと食体験」としてリリース
・2022年3月までに、新たに50以上の自治体や地域事業者とオンラインイベントや食体験コンテンツの開発を予定
「ふるさと食体験」へのお問い合わせについて
「ふるさと食体験」にご興味のある自治体様・企業様からのお問い合わせをお待ちしております。資料もご用意しておりますので、下記ページよりお気軽にお問い合わせください。https://kitchhike.jp/contact
株式会社キッチハイクについて
2013年5月にキッチハイク (β版) をローンチ。その後、人と食の出会いを描いた食卓探訪紀『キッチハイク!突撃!世界の晩ごはん』(集英社) を出版。2017年にiOSアプリをリリース、2018年にはサッポロビールと業務提携し、オリジナルビールをつくって仲間とシェアできるサービス「HOPPIN’ GARAGE」をスタート。Mistletoe、MTG Ventures、OPENSAUCE、メルカリなどから資金調達を実施。2020年12月より、withコロナ時代の関係人口及び地域価値の創造を目的にした自治体連携サービス「ふるさと食体験」をリリース。現在、累計参加者数が10万人を超え、急成長を続ける。iOS・Androidのアプリ機能充実、マーケティング強化、事業拡大などに向けて、積極的に人材採用中。
*共同代表:山本雅也 / 藤崎祥見
*サービス開始:2013年5月20日
*所在地:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
*サービス:https://kitchhike.com/
*コーポレート:https://kitchhike.jp/
*フィロソフィー:「もっともぐもぐ、ずっとわくわく。」
*募集中の人材:https://www.wantedly.com/companies/kitchhike/projects
採用情報
全国各地から食と文化と交流に興味がある仲間を探すべく、「ふるさと食体験ができるまで」をコンセプトに、「ふるさと食体験」を一緒につくっていく準備室メンバーの募集をしています。
▼“ふるさと食体験の準備室”はこちらhttps://kitchhike.jp/recruit-2021