猛毒キノコの「カエンタケ」が山梨県山中湖村で相次いで確認されています。最悪の場合は死に至ることから村は注意を呼び掛けています。
木の根元に生える真っ赤な棒状のキノコが、猛毒のカエンタケです。9月8日頃、山中湖村旭ケ丘にある住宅の敷地内で確認されました。
カエンタケは「ナラ枯れ」という伝染病で枯れた木の周辺で、翌年以降に発生するといわれています。
村内ではおととし、一部でナラ枯れが確認されていましたが、去年カエンタケが限定的に発見されナラ枯れは全域に広がりました。
そして今年はカエンタケが全域で確認され、ナラ枯れは去年の数十倍に及んでいます。
今後さらに増える可能性もあることから、村はホームページや広報で注意を呼び掛けています。
なお山中湖村は10月、東京大学の専門家とナラ枯れの現地調査を行うとしています。