若い人たちへの新型コロナウイルスワクチン接種を加速させるため、山梨県は9日、中央市の山梨大医学部キャンパス内に、若者ワクチン接種センターを設置すると発表した。高校1、2年生へのワクチン接種の準備も進めている。
若者接種センターは12歳から39歳を対象に計約3300人を予定。15日午前9時から予約受付を開始し、27日から接種を始める。また、年齢に関係なく2回目を受けていない人も対象にする。アレルギーなどの関係で希望する40歳以上などにアストラゼネカ製ワクチンの接種も始める。当初は50人分を用意している。問い合わせは(055・223・1641)へ。
また、高校1、2年生への接種は希望者に対して行う。対象者は約1万5千人いるが、すでに市町村などで接種済みの人もいる。高校3年生に続いて、山梨大の職域接種が担当する。日程などが決まり次第、学校を通して、生徒や保護者に連絡するという。(三ツ木勝巳)