子どもへの新型コロナウイルス感染が広がってことを受け、保育所などの職員が感染対策を学ぶ研修会が開かれた。山梨県内では保育所でクラスターが確認されるなど子どもの感染が増加している。研修会には県内の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどの職員が参加し、山梨県立中央病院・感染症科部長の三河貴裕医師が子どもが多く集まる場所での有効な対策を紹介した。三河医師は「遊具など施設の消毒よりもトイレや屋外から移動した際に丁寧に手洗いをするほうが効果的だ」と話した。このほか、三河医師はウイルスは塩素で死滅することが確認されているためプールの水で感染が広がる可能性は低いことなどを紹介した。
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