訪日外国人旅行者向け「甲州すし」作り体験施設「Sushi Experience YAKKO」が12月19 日、山梨県富士吉田市にオープンした。
山梨料理と日本酒
山梨県出身の東條竜也さんが、ただ食べるだけでは気付けない、日本の食文化の良さを広めようとオープンした同店。利用者に、山梨の歴史・文化・食の魅力を、すし作り体験を通して知ってもらい、新たな日本の価値を見付けてもらうことが目的。
東條さんによると、山梨県の握りすし「甲州寿司(すし)」は、全てのネタに甘めのしょうゆだれを塗って食べるスタイルが特徴という。利用者は、甲州すしの歴史、すし作り、山梨の郷土料理、日本各地の地酒のテイスティングなどを体験できる。
日本酒以外に、日本茶や山梨のジュースも用意。おにぎり作り講座、ベジタリアンメニューも用意する。
東條さんは「日本には、地方によって異なるさまざまなすしのスタイルや、その土地特有の料理、日本酒など、幅広く奥深い食がたくさんある。訪日観光客に、ただ日本食を食べるだけでなく、日本の文化に触れる、一歩踏み込んだ体験をしてもらい、日本での良い思い出にしてもらいたい」と話す。
営業時間は11時~19時。参加費は3,300円~1万6,500円。
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