「なだや富士山蒸溜所」(山梨県富士吉田市)が10月12日、国産クラフトジン「富士の神 開山」の販売を始めた。
酒類メーカー「なだや」(山梨県富士吉田市)が運営し、今年9月26日にオープンした「なだや富士山蒸溜所」。同蒸溜所が展開する「富士の神」シリーズ初商品として「富士の神 開山」を発売する。
同商品には、アルコール原酒(国産スピリッツ65度)を使い、ボタニカルはジュニパーベリー、オレンジピール、レモンピールなど8種類を使う。全製造工程で富士山の伏流水を使うのが特徴。
同社では現在、来年に向けて「富士の神 開山」の味をベースに、地元で生産される夏のイチゴ「富士夏媛(ふじなつき)」や、洋ナシ、食用の河口湖のハーブ、富士吉田の桜、山中湖のバラなどを使った商品も予定しているという。
社長の深澤央さんは「伝統的なジンの味わいを重視した、ふくよかなジョニパーベリーの香りとすっきりとした味わいが特徴。ロックやソーダ水などジョニパーベリーの魅力を味わえる楽しみ方がお薦め」と話す。
価格は500ミリリットル=4,400円、200ミリリットル=2,420円。直営店のなだや本店、道の駅富士吉田、富士山5号目観光売店、富士五湖周辺の土産物店などで販売する。
昨年の公演の様子。衣装や舞台美術にもこだわる
自民幹部と「6者会合」定例化