本来捨てられてしまうブドウをスパークリングワインに蘇らせる「ピケット」づくりが佳境を迎え、作業の肝となる温泉水が登場しました。
たらいに注がれているのは石和温泉の温泉水。
南アルプス市のワイナリーで行われている「ピケット」づくりの風景です。
ピケットは、低アルコールのスパークリングワインの一種で、きょう13日はワインボトルを温かい温泉水に浸からせて発酵を促す作業が行われました。
ピケットは酸味が強く、きりっとした味わいになるのが特徴で、今回は間引かれて捨てられるはずだった県産ブドウを活用したということです。
ドメーヌヒデ 渋谷英雄 社長:
嫌なことを全部吹き飛ばしたいとき、飲んだ瞬間全部消えていく。それくらい酸っぱい。仕事が大変な時に飲んでほしい
澤田屋酒店 早川徹 オーナー:
石和温泉で作ったピケットが少しでも多くの方に飲まれてほしい
この後、3週間ほど保管し、12月ごろ数量限定で笛吹市の酒店で販売される予定です。
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