福島第一原発の処理水放出について中国からとみられる迷惑電話が山梨県内の観光施設に相次いでかかっていたことが分かりました。
笛吹市にある「里の駅」は中国語で罵声を浴びせられる電話が1日100件近くあり困惑しています。
8月24日、福島第一原発の処理水を放出して以降、全国各地で相次ぐ中国からの迷惑電話。
2日に県内でも…
里の駅 いちのみや 戸田剛太さん:
おととい土曜日なんですけど、ずっとひっきりなしに電話がかかってきている状態で一日仕事にならないような。
記者:
電話はどこから里の駅 いちのみや 戸田剛太さん:
中国ですね、全て中国の番号でした。
笛吹市一宮町にある里の駅いちのみやです。
2日土曜日の営業開始前から、中国からの電話であることを示す「86」で始まる番号から100件近くの電話が相次ぎました。
里の駅 いちのみや 戸田剛太さん:
中国語でずっとまくしたててるんですけど、罵詈雑言ということはわかる内容でした。当店は1人の方がずっとかけてきていました。ひたすら同じ方ですね、同じ番号でした。
電話は前触れもなく突如かかってきたといいます。
里の駅 いちのみや 戸田剛太さん:
いやぁ、分かりかねますね。なぜうちなのか、全く見当つかないですね。
中国から日本への団体旅行が解禁され、里の駅にも多くの観光客が訪れるようになった中で、一部の人の迷惑行為に胸を痛めています。
里の駅 いちのみや 戸田剛太さん:
私たちは中国の方に対してはむしろいつも良くしていただいていて、良いお客様ばかりなので、一部のこういう方のせいで中国の方に対して嫌悪感をみなさんが抱くのは本意ではない。
なお、きょう4日は迷惑電話はなかったということです。
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