国土交通省は19日、中部横断自動車道の未整備区間である山梨県北杜市の長坂ジャンクションと長野県佐久穂町の八千穂高原インターチェンジの約34キロの区間について、ルート案を長野県と山梨県に提示した。今後、両県がそれぞれ都市計画原案を作成。地域の意見や環境影響評価をふまえて説明会や公聴会を開き、都市計画案を取りまとめていく。開通時期は未定。
長野県の阿部守一知事は同日、「広域観光の活性化やアクセス向上による農産物等の出荷拡大など、県にとっても新たな観光・産業振興が大いに期待される」とのコメントを発表した。