南アルプス市で、十日市祭典の名物である「甲州十日市だるま」が3年ぶりに対面で販売された。10日は雪模様の中、会場の若草瓦会館には購入者が県内各地から次々に訪れた。そして地元有志でつくる「若草まちおこし協同組合」のメンバーや若草瓦会館の職員らが、大小さまざまなだるまを手渡していた。だるまを購入した人「家内安全、交通安全、また今年1年健康に過ごしたい」例年、だるまが販売される「十日市祭典」は2月10日と11日に開かれるが、新型コロナの影響で3年連続の中止となっていた。インターネット販売に切り替え、受け渡しもこの2年はドライブスルーで対応したため、ようやくの対面販売となった。若草瓦会館 永利郁乃館長「祭典は残念ながら今年も開催できなかったが、だるまを買って今年も1年健康に過ごそうと思ってもらえれば」甲州十日市だるまは11日も販売される。
元記事を読む