新型コロナウイルスの感染者数が落ち着いていることを受け県は感染拡大防止の協力要請を一部緩和します。一方、3回目のワクチン接種のスケジュールも明らかになってきています。
県内では11月22日、新たに1人の新型コロナの感染者が確認されましたが、21日まで25日連続で感染者ゼロが続いていました。
このため長崎知事は今年9月から県民などへ求めていた協力要請の一部を緩和すると発表しました。
家庭内のマスク着用や、飲食店で大声の会話を控えるためのBGMの音量を下げることを除外します。
一方、新たに来月から来年3月にかけては暖房器具を使用する冬場でも定期的な換気を意識することを求めていますこのほか11月22日は3回目のワクチン接種の見通しも示されました。
県内では12月から医療従事者を対象に始まり65歳以上は来年1月から、64歳以下は来年3月から本格的に始まります。
そして早ければ来年2月からは5歳から11歳の子ども約4万5000人へのワクチン接種も始まる予定です。
一方、3回目の接種について国はファイザーとモデルナのワクチンの交互接種も可能としていて、県内にも両方のワクチンが配られる予定です。
これに対し、県では「違う種類のワクチンが混在することで運用で混乱する恐れがある」としています。
そのため、県はまずファイザーのワクチンから使用し、準備が整ってからモデルナのワクチンの接種を開始するなど市町村と調整するということです