人工知能(AI)によるキャラクターを採用した自動対話システム「チャットボット」の活用が広がっている。人手不足で簡単業務はAIに任せる企業が増加。訪日観光客対応や営業でも「活躍」しており、スナックママに扮(ふん)して相談に乗るサービスも登場した。
「東京のお薦めスポットはどこですか?」
日本政府観光局(JNTO)の訪日客向けサイトでチャットボットに書き込むと、買い物客でにぎわう上野のアメ横商店街などが、交通アクセス情報とともにチャット画面に紹介される。ビースポーク(東京)のAIチャットボット「BEBOT(ビーボット)」だ。