鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」は20日、今シーズンの開業に向け、リフトに座席を取り付けた。12月中旬のオープンを目指している。 20日にいずれも2人乗りのロマンスリフトとパノラマリフト全183基を取り付けた。作業員12人が、重さ67キロの座席を12メートル間隔でワイヤに固定した。 スキー場を運営する富士観光開発によると、11月7日にリフトに重りを乗せる荷重試験を行い、安全性を確認。11月下旬から人工降雪機を使用してゲレンデをつくる。 山口光貴支配人は「リフトの作業のほか、圧雪車、降雪機の整備も進め準備している。外国人観光客の入国も緩和されてきており、期待している」と話している。
ゲレンデ準備 リフトに座席 鳴沢のスキー場(山梨日日新聞)