山梨県富士吉田市の地場産業である織物のPRと市の中心市街地活性化・観光振興を目指した「ハタオリマチフェスティバル2022」(ハタフェス)が22、23の両日、富士吉田市下吉田地区で開かれた。2016年に始まり今年で5回目。23日は国道139号(富士みち)の下吉田地区・本町通りで「歩行者天国」も実施され、多くの人でにぎわった。
富士吉田はネクタイ生地、傘生地、裏地など多品種の織物を織るのが特徴の産地で、近年は工場独自のブランドも多く台頭してきている。ハタフェスでは地元の個性豊かな業者の織物雑貨をはじめ古着、古道具や、福井県、岐阜県からの物産販売もあった。少しの傷や欠陥のため市場に出すことができなくなった廃材資源「B反」の活用アイデアを見て触れられる「BTANマーケット」、09年から東京造形大(東京都八王子市)と地元の繊…