県が運営する国中地域のワクチンの大規模接種がアイメッセ山梨で始まった。一方、県は18日、新たに県立図書館を会場に大規模接種を行うことを明らかにした。県の大規模接種会場は国中地域と富士東部地域の2カ所に用意され、18日は甲府市のアイメッセ山梨で接種が始まった。教職員や警察官の職域接種から始まり、約2万1千人分のファイザー社製ワクチンが用意されている。この会場では20日から18歳以上の県民を対象にした接種が始まるが、17日午後5時から予約の受け付けを始めたところ4時間ほどで用意した8千人分のほとんどが埋まったという。現在は受け付けを行っていない。また、県は18日、新たに県立図書館を会場に大規模接種を実施することを明らかにした。対象は県民全体を想定していて8月下旬から1回目の接種を行いたい考えだ。一方、内閣府によると、県内で1回目のワクチン接種を終えたのは39.15%に当たる32万3547人だ。接種率は全国42番目で全国平均を2.76ポイント下回っている。2回目の接種を終えたのは25万7434人で、接種率は31.15%だ。
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