県は、オミクロン株に対応した新ワクチンの接種について、県内では今月中にも始まる見通しを明らかにした。また、長崎知事は7日、信玄公祭りなど今秋のイベントの開催に意欲を示した。県によると、オミクロン株対応の新ワクチンは現時点で、・ファイザー社製 18万5000回分・モデルナ社製 1万3000回分の合わせて19万8000回分が割り当てられる。最も早いものは、19日の週に山梨県に届き、早ければ9月中に各市町村で接種が始まるという。新ワクチンの接種は、4回目の対象となる高齢者や医療従事者が優先だ。その後、12歳以上の3回目接種に割り当てられる。また、県は、増加している新型コロナの後遺症患者について、本格的な調査を行い、治療や相談の体制づくりを進める方針を明らかにした。具体的な調査内容や体制については今後検討を進める。一方、長崎知事は、今秋に開催予定の信玄公祭りや東京ガールズコレクションの野外フェスについて、直近の感染状況が落ち着いていることなどから開催に強い意向を示した。信玄公祭りは、感染拡大の影響で5回延期され、3年ぶりに来月28日から3日間予定されている。また、「東京ガールズコレクション」の野外フェスは、来月22日に富士河口湖町で開催予定だ。
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