富士山麓(さんろく)の夏の音の祭典「富士山河口湖音楽祭2021」(実行委員会主催、毎日新聞社など後援)は14日、富士河口湖町の河口湖ステラシアターでのぱんだウインドオーケストラコンサートで開幕した。開催20年記念となる今年の音楽祭は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、河口湖美術館などでのコンサートを除き、感染対策を行い、21日まで規模を縮小して開催される。
オープニングを飾った同オーケストラは2011年に結成。「コンサートマスター」はサクソフォン奏者の上野耕平さんが務める。「題名のない音楽会」や「ららら♪クラシック」といった音楽番組や雑誌・新聞などのメディアにも登場して新時代の吹奏楽団として注目を集めている。今回は今年生誕100年を迎える吹奏楽の巨匠アルフレッド・リードの「アルメニアン・ダンス」を演奏した。