「まん延防止等重点措置」では、酒類の提供に関しても、現状よりも強い規制が可能となっています。
この規制を行うかなどは、国と山梨県で調整が進められています。
ただ、現在の県の休業要請期間中でも協力金が無いなか、卸業者はさらに経営が圧迫されることを危惧しています。
甲府市小瀬町のマツムラ酒販では、飲食店など約1000件に酒類を卸していますが、8月14日の県の休業要請以降、受注がおととしの約半分に減少。
例年であれば在庫がいっぱいになる繁忙期ですが、メーカーからの仕入れを制限している状況です。
さらに今回のまん延防止等重点措置により、酒類の提供が厳しくなり、経営に追い打ちをかける可能性もあります。
県の休業要請期間中に卸業者への協力金はなく、今回のまん延防止等重点措置でも不透明となっていて、業者は先行きに危機感を募らせています。