空間体験デザインを手がける株式会社Space eXperience Designは、このたび「場所に縛られない新たなワーケーションスタイル」を実現するトレーラーハウスを発売しました。併せて、ワーケーションスタイルを実際に体験できるトレーラーハウスを、アウトドアの聖地である山梨県道志村に完成させました。今後、完成したトレーラーハウスを拠点として、ワーケーションというライフスタイルを発信していく予定です。
ワーケーションモデルの開発背景
ワーケーション用モデルは、日本では数少ないトレーラーハウス研究者である取締役の土屋真が、設計デザインをしたモデルです。大学での10年間の研究を続けた末にたどり着いた、Borderless空間というコンセプトを反映しています。仕事とプライベートの境がなくなりつつある現代のライフスタイルに合わせて、空間の境界をなくすということを意識しています。ワーケーションとして、仕事と遊びの境界、公と私の境界、トレーラーハウスと周辺の自然環境との境界を無くす空間を意識しています。
概要
1. Borderless LIFEを実現するトレーラーハウス
仕事と遊びの両方に活用できるワーケーションモデルのトレーラーハウスです。
空間の境界を曖昧にすることで、仕事と遊びを両立したライフスタイルを、トレーラーハウスを用いて提案します。こだわりの「えん側(ウッドデッキ)」ではデスクを持ち出し、四季を感じながらワーケーションを楽しむことが出来ます。
2. 住まいとしての通気性と断熱性へのこだわり
移動が可能な住まいでありながら、住宅としての機能も非常に高いものとなっています。車としてのイメージが強かったトレーラーハウスに、住まいとしてのこだわりを詰め込み、デザイン性と機能性が両立した究極の空間にしています。
通気を確保するために大きな網戸は、格子状として、外からの視線を遮るスクリーンの役割を果たしています。格子状の網戸の内側にある引き戸状の断熱パネルを閉じれば、冬の夜の厳しい冷え込みを防ぐことができます。留守中には、外部からの侵入を防ぐというセキュリティの役割を果たしています。
床下、壁、天井には豪雪地帯で使われている性能の断熱材を入れています。
3. フルリサイクルへのこだわり
トレーラーハウスはどこへでも移動が可能なので、住まなくなったとしても必要とされる場所に動かすことや他の持ち主に譲り渡すことが可能になります。
建築物は通常その役目を終えた時点で解体されたり、一部を解体してリノベーションしたりすることが多く、再利用の際には廃棄物が発生します。トレーラーハウスの場合再利用の際の廃棄物の発生がほとんどなく、この点はSDG’s12の持続可能な消費と生産に配慮している点でサステナビリティに優れたれた暮らしの提案になっています。設計者
土屋 真
東京都立大学インダストリアルアート学科助教
東京藝術大学にて修士(美術)、東北大学にて博士(工学)を取得。山本理顕設計工場等を経て、東京都立大学インダストリアルアート学科助教
移動空間、仮設建築物、都市デザイン、空間デザインを専門とし、移動空間を社会の中でどう役立てるかを実証的に研究する
2022年4月 当社取締役就任
同年
書籍の発売『トレーラーハウスで描く未来 ~ライフスタイルに合わせて移動する空間~』https://www.amazon.co.jp/トレーラーハウスで描く未来-ライフスタイルにあわせて移動する空間-土屋-真/dp/4991150817/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=会社概要
株式会社Space eXperience Design
2021年7月に創業した、ライフスタイルに合わせた空間デザインを行う会社です。トレーラーハウスに加えて、ワークプレイスやサテライトオフィスのデザイン、そこでのライフスタイルデザインまで携わっています。大きなおもちゃ箱の中に住むような「空間体験」を提供したい。それが我々の考える空間体験デザインです。トレーラーハウスというモバイル発想を住まい・ワークプレイスに持ち込み未来に向けて柔軟で流動的な「空間体験」を提案します。
会社名:株式会社Space eXperience Design
代表取締役:小貫信比古
事業内容:ライフスタイルに合わせた空間デザイン
トレーラーハウスの設計・販売
地域創生のコンサルティング
各種イベント、各種セミナーの企画・運営
本社所在地:〒402-0222 山梨県南都留郡道志村下善之木10425
設立:2021年7月12日
URL:https://trailer-house.sxd-d.com/見学・購入相談の問い合わせ先
下記HPのCONTACTページよりお問い合わせください。https://trailer-house.sxd-d.com/