新型コロナウイルスの感染拡大で見送られてきた山梨県富士河口湖町を代表する夏の花火大会「河口湖湖上祭」が、この夏は3年ぶりに開催されることが分かった。「河口湖湖上祭」は町が例年8月5日に開催していたが、ここ2年は、新型コロナ感染対策として中止していた。感染拡大による行動制限が緩和されていることなどを踏まえ、地元の観光協会と協議して3年ぶりの開催を決めたという。一方、町が河口湖湖上祭に合わせて、例年8月2日から4日にかけて順次開催してきた「西湖竜宮祭」、「本栖湖神湖祭」、「精進湖涼湖祭」はことしも中止する見通しで、町の担当者は「感染対策として町の8月の花火大会を河口湖湖上祭に絞りたい」と説明している。河口湖湖上祭では例年通り、1万発の花火の打ち上げを予定。町は、観賞時に密を避けることや体調に不安がある場合来場を控えるよう呼びかける。また、山中湖の「山中湖報湖祭」は去年に続き、今年も8月1日に開催される予定。
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