涼を求めて「神鈴の滝」　登山者らの憩いの場に　山梨

　ゴールデンウイーク（GW）後半に入った5日、富士北麓（ほくろく）は初夏を思わせる好天に恵まれ、観光地は多くの人でにぎわった。富士急行線三つ峠駅から三ツ峠山（1785メートル）への登山道途中にある「神鈴（しんれい）の滝」は、全長400メートルある一枚の岩盤を清流が流れる。その遊歩道を涼を求めて歩く登山者らの姿があった。
　三ツ峠山は、日本修験道の祖・役小角によって開かれ、江戸時代後期に空胎（くうたい）上人によってその信仰が広まり、関東地方では富士山に次ぐ霊山として知られている。【小田切敏雄】

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