「日本百名山」の著者で登山家の深田久弥をしのぶイベント「深田祭」が17日、山梨県の茅ケ岳(1704メートル)登山口にある同県韮崎市の深田記念公園であった。深田は68歳だった1971年3月21日に茅ケ岳登山中に脳出血により急死した。イベントは10周忌に合わせて市や観光協会などによって造られた公園で毎年行われており、今回で41回目だ。
市、観光協会、地元山岳会「白鳳会」から成る実行委員会の主催で、公園内にある深田が詠んだ「百の頂に百の喜びあり」と書かれた記念碑を前に、県内外から集まったファンや山岳関係者らが献花し、献杯をした。