市民に暮らしに役立つ情報を伝える「こうふまちゼミ」が7日、甲府市内で始まった。初日は市青沼3丁目の「タケイコーヒー」で、おいしいアイスコーヒーの入れ方を紹介する講座が開かれた。 店主の奥秋曜子さんが、アイスコーヒー用にブレンドした、苦みが強い深いりの豆を使ったハンドドリップを実演。「深いりの豆ほど細かくひいた方がおいしくなる」などとアドバイスし、「コーヒーで豊かな生活が送れるよう楽しんでほしい」と話した。参加者5人はメモを取りながら話に聞き入った。 年2回開催しているまちゼミは、商店主の魅力を知ってもらおうと2017年から本格的に開催。今回は9月20日まで30事業者が食や健康などをテーマに、少人数制やオンライン形式など感染対策を講じて33講座を開く予定だが、県による「新型コロナウイルス感染拡大防止への臨時特別協力要請」を受け、今月22日までの講座は中止・延期になるものもある。 問い合わせは甲府商工会議所、電話055(233)2241。
「こうふまちゼミ」スタート アイスコーヒーこつ伝授 (山梨日日新聞)