山梨県内では７日、新たに２３人の新型コロナウイルス感染が確認された。２３人中１０人はワクチンを２回接種していた。また、県は新たに８人がオミクロン株に感染していたことが分かったとし、病床確保のフェーズを１から２に引き上げ、すぐ利用できる病床を９８床から１６１床に増やすよう医療機関に要請した。 県内は１月に入って感染者数が急増していて、今月の感染者は６４人で、１週間だけで先月の８倍となった。６日までの１週間、市町村別に見ると、累計の感染者が１万人あたり２．５人を超える「警報レベル」が忍野村、１．５人を超える「注意報レベル」が韮崎市、市川三郷町、富士川町となっている。 感染拡大を受け、長崎知事は県民への協力要請を強化した。同じテーブルで５人以上の会食をしないよう求めているほか、まん延防止等重点措置が出た地域への移動はやむを得ない場合以外自粛するよう求めている。 このほか、学校関係者には部活動を必要最小限とし県外の大会への参加は生徒、保護者と相談して参加の是非を検討するよう求めた。 また、県の対策本部会議は飲食店の感染対策の規制を条件次第で緩和するグリーンパス事業や観光業を支援する宿泊割の新規予約の停止を決めた。
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