クラフトビール大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は、長野県と山梨県内のセブンイレブンのみで扱うビールの新商品を発売した。同社として初めてとなる製造方法を採用。山梨県内で栽培されたホップを一部使用し、香りを引き立てた。
新商品は「山の上ニューイ」で、ホップは長野県や山梨県発祥の品種など計6種類を使用。エッセンシャルホッピング製法と呼ぶ特別な製法を用いることでホップの苦みや雑味を抑えつつ、上品で爽やかな香りとした。価格は1本293円。
ビールを3本購入した場合は各店舗先着30人に、木工業のやまとわ(長野県伊那市)が伊那市の木材などで製造した伝統の包装材「経木(きょうぎ)」を進呈する。ヤッホーの井手直行社長は「個性もありながら、量も飲める飲みやすいビールを楽しんでほしい」としている。