山梨市観光協会は、市内を舞台にしたテレビアニメ「神様になった日」とのタイアップ企画を始めて1周年となったことを記念し、オリジナルイラストを作った。アニメの登場人物が観光客を出迎えるデザインで、ポスターや舞台探訪マップも作製。市内施設に置いている。 市観光協会によると、「神様になった日」は昨年放送されたテレビアニメ。市内を舞台に、大学受験を控えた主人公の成神陽太と「全知の神」を名乗る少女ひなが共同生活を送りながら、「世界の終わり」に向けて騒がしい夏を過ごすストーリー。 協会は昨年11月から、アニメ製作委員会とのタイアップ企画を実施し、製作スタッフらによるトークショーや舞台探訪キャンペーンを展開。今回のオリジナルイラストは1周年に合わせて協会が製作委員会に持ち掛けて実現した。 イラストは、市の玄関口であるJR山梨市駅前でアニメに登場する陽太とひな、陽太の幼なじみの伊座並杏子が観光客を出迎えるデザイン。 協会はイラストを使ったポスターや、市の登場シーンと場所を地図で紹介する舞台探訪マップを作り、街の駅やまなしや市立図書館などに設置してPRしている。 協会の担当者は「山梨市オリジナルのイラストは貴重。ぜひ多くの人に見に来てもらいたい。市のPRにもつなげたい」と話している。 協会はオリジナルイラストを掲載したポスター(B2判)を抽選で22人にプレゼントするキャンペーンを実施している。協会のツイッターアカウントをフォローした上で協会ホームページ内の専用フォームから応募する。
聖地巡礼へ イラスト作製(山梨日日新聞)