クリスマスや年末に向け、贈り物用の花を取引する「お歳暮用大市」が3日、山梨県甲府市で行われた。県の内外から集まったシクラメンやポインセチアなど約500種類が競りにかけられた。 市場によると、ことしは生育が順調で取り扱い量も例年並みだが、資材や原油高騰によって価格は去年より1割から2割ほど高いという。競り落とされた花は早ければ県内の花屋に並ぶ。 なお、あさって予定されていた恒例の「松市」は市場が始まって以来初めての中止となった。松の需要低下や新型コロナによる生産地の人手不足などが要因だという。
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