セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を運営する株式会社Sanu(本社:東京都台東区/代表:福島 弦)は、 2021年11月にオープンした2拠点5棟、2022年春頃に開業予定の5拠点45棟の、計7拠点50棟のSANU CABIN(サヌ キャビン)開発に向けて、銀行融資等により総額約22億円の資金調達を実施しました。調達先は、静岡銀行、山梨中央銀行、東和銀行、観光遺産産業化ファンド (※1)、個人投資家の皆様です。加えて、本調達は静岡銀行と山梨中央銀行の「静岡・山梨アライアンス」に基づく、第1号となる協調融資となります。今回の資金調達により、SANU 2nd Homeの展開先での土地取得・SANUキャビン建設を進めるとともに、地域経済と一体化した新しい宿泊サービスの提供を目指してまいります。
※1: REVIC(地域経済活性化支援機構)等が運営する観光産業化投資基盤を無限責任組合員とするファンド
資金調達の背景と目的:SANU 2nd Homeが目指す新しい宿泊サービス
SANU 2nd Homeは、「自然の中で生活を営むためのもう一つの家」を提供するセカンドホーム・サブスクリプションサービスです。月額5.5万円で、首都圏から片道2~3時間の自然立地に”繰り返し通う”ことで、その地域に”暮らす”ような滞在を実現します。
都市生活者が自然の中で暮らしたいと考えた時、地方移住や別荘の購入はハードルが高く、またホテルや旅館は非日常の体験を単発で楽しめるものの暮らしとは異なり、経済的にも繰り返し通うには適しません。SANU 2nd Homeでは、初期費用0円かつサブスクリプションの形式によって、都市生活者が手軽に「自然の中の第二の家」を持つライフスタイルを叶えます。
SANUが展開する地域の視点においても、従来型の観光ビジネスとは異なるものを目指しています。第一にフルサービス型のホテル・旅館とは異なり、施設内サービスを限定的にし、地域の飲食・小売・サービス等を楽しんでもらうことでの地域経済や事業者とつながりを創出します。第二に、固定的なサブスク会員様が継続的に展開地域へ通うことにより地域の関係人口を創出します。第三に、建設から施設運営まで地域の事業者と連携した協業体制を作ります。こうした特徴によって、移住促進や関係人口の創出に取り組む自治体や事業者にとって、新しい観光および生活産業となることを目指します。
今回の資金調達では、各展開拠点の地域経済を支える金融機関・投資家の皆様よりご賛同いただき、融資および投資の実現に至りました。静岡銀行・山梨中央銀行両行からの本事業への融資は「静岡・山梨アライアンス」に基づく地方創生にかかる協調融資案件の第1号案件となります。加えて、SANU 2nd Homeの展開地の多くは国立・国定公園内もしくは近隣に位置し、国立公園を活用した地域経済の活性化を目指す「観光遺産産業化ファンド」のモデルケースになる点へ期待を頂き、投資の実現に至っております。
調達資金の主な使途:長野・山梨・群馬各県で5拠点45棟のキャビン建設を推進
2021年11月11日グランドオープンしたSANU 2nd Homeは初期会員枠が完売し、現在1,100人を超える方がウェイティング登録という形で、サブスク会員になる順番を待っています。そのため、新たな拠点を開業し、より多くの方に会員枠をお届けするため、2022年春頃までに新たに5拠点45棟の土地取得およびキャビン建設を進めべく、資金調達を実施いたしました。2024年には、40拠点400棟での展開を目標にし「自然の中にもう一つの家を持ち、都市から自然に繰り返し通う」新しいライフスタイルの普及を目指してまいります。
SANU CABINの外観
拠点別の金融機関・ファンド名、ならびにコメント
北軽井沢1st(群馬県吾妻郡長野原町)金融機関 東和銀行
ファンド名 東和地域活性化ファンド東和銀行 コンサルティング部 部長 大桃浩一氏よりコメント
「セカンドホーム・サブスクリプションサービスという新しいサービススタイルは、首都圏で生活している人たちと地方を結ぶきっかけとなり、地域事業者との協業や地元雇用創出など地域経済の活性化に繋がる取組としても期待しております。」 河口湖 1st(山梨県南都留郡鳴沢村)
金融機関 静岡銀行・山梨中央銀行
静岡銀行・山梨中央銀行からの共同コメント
「『静岡・山梨アライアンス』では、本プロジェクトの趣旨に共感、賛同し、地方創生関連事業の第1号となる協調融資を行いました。
今後、サブスクリプションサービスの提供を通じた観光誘客や交流人口の増加、さらには、レストランやアクティビティの展開による地域の雇用機会の創出など、地域経済の活性化につながることを期待しています。」金融機関 観光産業化投資基盤(TiPC)・地域経済活性化支援機構(REVIC)
ファンド名 観光遺産産業化ファンド
地域経済活性化支援機構(REVIC)シニアディレクター 三俣健児氏よりコメント
「サブスクリプションモデルにより、繰り返し住まうように通うなかで、地域との関係性や豊かな自然環境に親しみを深めていくスタイルは、観光および生活の新しい形の一つとなりえると考えています。
また、収益の一部を活用して、キャビンの建設で活用した木材を100%代替する植林活動を実施し、カーボンネガティブを目指すなど、観光だけではなく持続的な社会に対しても非常に意欲的なプロジェクトと捉えています。」
株式会社Sanu CEO 福島弦のコメント
今回、地域経済を支える金融機関様初め投資家の皆様よりご融資・投資を賜り、SANU 2nd Home事業に取り組めることを大変嬉しく思っております。本事業は、一泊単位のホテル事業とは異なり、サブスク会員となってくれた皆様と長くお付き合いをするサービスです。今回のご融資・投資により、展開する地域や拠点に会員の皆様が繰り返し通っていく中で、地域とのつながりが生まれ、その地域が「行く場所」から「帰る場所」になっていく、そんなサービスを目指しています。金融機関・投資家の皆様、地域の事業者の皆様と連携しながら、SANU 2nd Home事業の展開に邁進して参ります。
株式会社Sanuメンバー集合写真・前列左から3番目がCEO 福島
■ SANU 2nd Homeについて
SANU 2nd Homeは、「自然の中で生活を営むためのもう一つの家」を提供するサブスクリプションサービスです。
物件の賃貸や購入ではなく、スマートフォンでサブスク会員登録を行えば、月額5.5万円(税込)で都心から片道2時間程度の好アクセスな立地にある拠点を自由に選んで滞在でき、「都市から自然に繰り返し通い、生活を営む」新しいライフスタイルを提供します。既に、初期会員枠は完売し、サブスク会員入会待ちのウェイティング登録をスタートさせております。■会社概要
会社名:株式会社Sanu
代表者:福島 弦
所在地:〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目14−13
SANU 2nd Home 公式サイト:http://2ndhome.sa-nu.com/
会社ページ:https://sa-nu.com/
公式Facebook : https://www.facebook.com/sanuofficial/
公式Instagram:https://www.instagram.com/sanu_com/
▼SANU 2nd HomeやSANU CABINの詳細についてはこちらのプレスリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000060549.html
▼自然共生への独自プログラム「FORESTS FOR FUTURE」の詳細はこちらのプレスリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000060549.html
▼サービス設立の背景は過去のプレスリリースをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000060549.html
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社Sanu 広報担当( pr@sa-nu.com )