岸田文雄首相は3日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」に対応する水際対策の入国者数制限を巡り説明した。首相官邸での記者団とのやりとりは以下の通り。
――国際線の新規予約停止は撤回となりましたが、国民の間では未知の変異型ということもあり混乱が生じています。国土交通省航空局の通知の遅れに関して疑問視する声が上がっています。
「昨日、国交省において予約状況などを踏まえ邦人の帰国需要を踏まえ十分に配慮する、こうした通知をしたと承知している。今般、入国者総数3500人程度をメドにした。日にちによって予約の状況は違い、キャンセルなども今後生じることは想定される」
「曜日ごと、日にちごとに予約の空き状況をしっかりと考慮してきめ細かく対応していくこととさせていただいている。改めて国民の皆さんにも説明して冷静に対応していただくようお願いしていかないといけない」
――今朝の山梨県での地震の被害状況は。
「詳細については改めて確認したいと思うが、それぞれの地域において色々な状況が報告されているので、きめ細かく政府としても状況を把握したうえで政府の立場からやることがあれば対応していきたい」