現在、感染者0が続いていますが、山梨県は新型コロナの第6波に警戒を呼びかけました。
11月30日に新型コロナの新たな変異株・オミクロン株が、国内で初めて確認されたことなどを受け、山梨県の長崎知事は12月1日、年末年始の移動は、安全性を担保するよう求めました。
長崎知事は12月1日の会見で、新型コロナのオミクロン株が、国内で初めて確認されたことや昨年度も感染が拡大した年末年始を迎えることから、県民への協力要請を改訂しました。
年末年始に県外へ移動する際、ワクチンの接種、もしくは検査による陰性確認など、安全性を担保した上で行動するよう求めています。
また、県内でこれまでにワクチンを2回接種した12歳以上の割合は、約85パーセントで、未接種者は県全体で11万5000人いるということです。
このため県は、オミクロン株の波が押し寄せる前に、接種率の引き上げを図りたい考えです。
県は対策として、未接種の県民を対象に、12月中に、新たに「予約なし」で接種できる会場を設置する方針で、現在、会場の確保を急いでいます。