山梨市万力の万力公園ふれあい動物広場で6日、恒例の「カピバラの湯」が始まった。3月に生まれたカピバラの子どもが湯につかる愛らしい姿が見られる。 カピバラは南米に生息。寒さに弱いことから、公園では2012年から秋冬にカピバラの湯を実施し、獣舎内の浴槽に42度前後の湯をためている。 今年3月末に生まれた子ども4頭が湯に入るのは初めてで、6日は母ルーナと一緒に浴槽に入り、愛らしい表情を見せた。家族3人で訪れた笛吹市春日居町寺本の会社員沢登樺伊さん(31)は「気持ちよさそうなカピバラの親子がすごくかわいくて癒やされた」と笑顔を見せた。 4頭のうち3頭は11月下旬に長野県の飯田市立動物園に巣立つことが決まっていて、公園担当者は「親子がそろって見られる時間は限られているのでぜひ見てほしい」と話している。 カピバラの湯は来年3月末までの土日祝日に実施する。
カピバラ入浴でほっこり(山梨日日新聞)