県産の新酒ワイン「山梨ヌーボー」が3日、解禁された。峡東地域の観光施設や県内のショッピングセンターでは解禁に合わせてイベントが行われ、観光客が新酒ワインを飲み比べるなど各地でにぎわいが見られた。 甲州市勝沼町菱山の勝沼ぶどうの丘は「山梨ヌーボーフェアin勝沼ぶどうの丘」を開催。市内のワイナリー17社32銘柄の新酒が楽しめるサーバー(1杯100円)を設置し、訪れた観光客が好みの新酒ワインをグラスに注いだ。東京都板橋区の天野則子さん(56)は「解禁を楽しみにしていた。今年もバランスが良くておいしいワインが飲めた」と笑顔を見せた。 売店では新酒ワインの販売スペースを設置している。屋外スペースには土日祝日限定でベーコンやソーセージを販売する出店も並ぶ。23日まで。 県ワイン酒造組合などは、新型コロナウイルスの影響で、毎年解禁日に東京・日比谷公園で開いている「山梨ヌーボーまつり」を見送り、昭和・イトーヨーカドー甲府昭和店で「山梨ヌーボー&山梨ワインフェア2021」を開いた。
山梨ヌーボー飲み比べ 県内各地で解禁イベント(山梨日日新聞)