新型コロナの3回目のワクチン接種について、甲府市は来月から始めると発表した。64歳以下の市民は来年4月以降に行う予定だ。甲府市の樋口雄一市長は9日の会見で、医療従事者を対象にした3回目のワクチン接種を来月から始めることを明らかにした。65歳以上の高齢者は来年1月から、64歳以下の市民は来年4月以降に接種を行う方針だ。いずれも2回目の接種から8カ月以上経過した人から順次接種する。接種券の発送は医療従事者が今月、65歳以上が来月、64歳以下が来年2月を予定している。病院などでの個別接種と集団接種を組み合わせて行い、使用するワクチンは1回目と2回目に打ったものと同じ種類にするという。県内では、富士吉田市や大月市でも来月中に医療従事者の3回目の接種を始める予定だ。一方、県内では9日、新型コロナの新規感染者の発表はなかった。感染者ゼロは13日連続だ。ワクチン接種状況は8日時点で、医療従事者を除き、1回目のワクチン接種を終えたのは59万9766人で接種率は73.05%、2回目の接種を終えたのは70.59%に当たる57万9540人となっている。
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