新型コロナワクチンの3回目の接種について、山梨県甲府市が方針を示しました。
12月から医療従事者を対象に接種を始め、来年1月から65歳以上の高齢者に接種を始める予定です。
甲府市は、11月9日の会見で新型コロナワクチンの3回目の接種スケジュールを発表しました。
12月からまず医療従事者を対象に行います。
来年1月からは、65歳以上の高齢者、そして4月から64歳以下の一般の接種者を始める予定です。
3回目の追加接種ができるのは、2回目が完了してからおおむね8か月以上経った人で、市は、2回の接種が終わった人にのみ接種券を発送します。
その後順次、予約開始の通知を送り、予約はこれまで通り電話やインターネットで受け付けます。
また、接種方法もこれまでと同じ集団や個別で、集団接種の会場は、総合市民会館や公民館などを予定しています。
また市は、3回とも同じメーカーのワクチンを打てるようにし、交互接種は避ける考えです。
職域接種などでモデルナ製ワクチンを接種した人のために、モデルナ専用の集団接種の機会を設けることにしています。
市によりますと、11月8日までに2回目の接種を終えた人は、13万5000人近くいて、接種率は72・1%ということです。