新型コロナの感染状況も落ち着き、祝日の3日、山梨県内の行楽地は、観光客で賑わいました。
このうち富士川町の道の駅では、中部横断道の山梨ー静岡間、全線開通の効果を実感しています。
秋晴れの空が広がった3日の県内。
富士川町の大柳川渓谷では、紅葉が見ごろを迎えています。
訪れた人たちは、鮮やかに色づく木々と、せせらぎの音に包まれながら、のんびりと秋の休日を過ごしていました。
一方で、賑わいを見せていたのは…中部横断道の下り線に直結している道の駅富士川です。
中部横断道は、2か月前に山梨ー静岡間が全線開通。
その後、緊急事態宣言などが全国で解除され、週末や祝日に静岡方面から訪れる客が増えたといいます。
また、地方部の高速道路では、ETCを使うと料金が3割引きとなる休日割引が、3日から半年ぶりに再開。
道の駅では、シャインマスカットや柿といった特産品を買い求める人で賑わいました。
しかし、ドライバーたちの頭を悩ませるのがガソリンの高騰。
県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、先週は169.9円で13年ぶりの高値水準となっています。
全線開通の効果が見えてきた中部横断道。
道の駅富士川では、PR活動に力を入れ、集客アップを定着させたいとしています。