クマの出没が増える冬眠前の時期を前に、甲斐市で25日、警察や自治体が合同で対応訓練を行った。訓練はクマが出た際に関係機関が素早く対応できるよう甲斐警察署の呼びかけで初めて行われた。は警察と甲斐市や韮崎市の担当者、地元の猟友会から約30人が参加し、甲斐市の敷島総合公園にクマ1頭が出没し、けが人がいるとの想定で訓練に臨んだ。訓練では、通報で駆け付けた関係機関の担当者がクマを見つけ周囲に人がいないか調べたうえで、猟銃で駆除するまでの流れを確認した。甲斐警察署の管内では去年クマ1頭が捕獲されていて、担当者はクマを目撃した際はすみやかに市役所や警察に通報してほしいと呼びかけている。
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