県内では21日、新型コロナウイルス感染者が2日連続でゼロとなった。一方、衆院選の期日前投票では各自治体が投票所での感染対策に工夫を凝らしている。県内のワクチン接種状況は20日時点で医療従事者を除き、1回目の接種を終えたのは71.03%に当たる58万3153人だ。2回目の接種を終えたのは53万1409人で、接種率は64.73%となっている。こうした中、県内の市町村は期日前投票での感染対策に工夫を凝らしている。南アルプス市の選挙管理委員会では、過去の国政選挙などで投票に訪れた人数の傾向をホームページで公開している。投票者数を曜日や時間帯別にグラフで示していて、投票に訪れる人を分散させ密集を防ぐのが目的だ。また、富士吉田市選挙管理委員会では、混雑を避けるため投票所で記入する書類を入場券の裏に印刷し、あらかじめ記入して持参するよう呼び掛けている。
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