総合菓子メーカーのシャトレーゼ(甲府市)は29日、卵スイーツ専門店「シャトレーゼ八ヶ岳のたまご」を東京・南池袋にオープンする。スイーツ向けに独自開発した専用卵「八ヶ岳の恵み」を使ったエッグタルトとプリン、シュークリームの3種類だけを扱う同社の新業態店舗となる。
「八ヶ岳の恵み」は、卵農家とシャトレーゼが共同開発した。鶏の飼料の配合を工夫することで、濃厚でコクがあり、臭みのない卵にしたという。
エッグタルトは何層にも織り込んだパイ生地に「八ヶ岳の恵み」の卵黄を使ったクリームを流し込み、店舗で焼き上げる。プリンやシュークリームにも「八ヶ岳の恵み」を使用し、シュークリームも店舗で仕上げる。
店舗はJR池袋駅から徒歩3分の東京都豊島区南池袋で、営業時間は午前10時から午後8時まで。商品は3種類とも1個237円で販売する。
新業態の店舗は、同社の素材へのこだわりを発信する場として開設し、現段階で多店舗展開は検討していないという。