新型コロナワクチンの接種が進む中、大人数での会食の再開に向け、山梨県の実証事業が始まりました。ワクチンを接種済みの人などによる会食で、段階的に一部のグリーン・ゾーン認証の基準を緩和します。
今回の実証事業はワクチン接種済みの人などによる個室での人数制限のない会食の安全性を確認するため、山梨県が独自に行います。
対象は県内4つの宿泊施設で、このうち10月20日、富士吉田市内のホテルでは参加者がワクチンの接種証明か、検査による陰性証明を提示して会食に参加していました。
来月中旬からは第2段階として対象を居酒屋などにも拡大し、パーティションの撤去など一部の基準を緩和する予定だということです。
県は実証事業の結果を踏まえ、忘年会シーズンとなる12月中には緩和の基準を示すことにしています。