富士山の麓にある鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」は14日、今シーズンの開業に向けて、リフトに座席を取り付ける作業をした。 スキー場のスタッフ6人が、重さ84キロの座席を12メートル間隔で直径2・9センチのワイヤに固定。2人乗りのロマンスリフトとパノラマリフト計183基を取り付けている。 スキー場を運営する富士観光開発によると、11月9日に120キロの重りをリフトに乗せて荷重試験を実施。11月下旬に人工降雪によるゲレンデ造りを始め、営業開始は例年通り12月中旬を見込む。 今シーズンは20万人の来場者を見込んでいる。山口光貴支配人は「いよいよシーズンが来た。オープンに向けて準備を進めたい」と話している。
スキー場は冬支度(山梨日日新聞)