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2021/10/18

「短編の三島」に注目 吸血鬼連想のホラー、意外な結末…30編紹介 「ビギナー向けに」 山中湖の文学館 /山梨

「短編の三島」に注目 吸血鬼連想のホラー、意外な結末…30編紹介 「ビギナー向けに」 山中湖の文学館 /山梨

 三島由紀夫文学館(山中湖村平野)は三島由紀夫(1925~1970)の短編小説の特集展「わたしの好きなShort Story30」を開催している。三島に馴染みの少ない若い世代を対象に、文学館スタッフお勧めの短編に関する資料を展示している。来年8月まで、前後期に分けて15編ずつを展示する長期企画となっている。
 遺作となった「豊饒の海」など長編で難解な内容の作品のイメージが強い三島だが、45年の生涯で197編の短編小説を書き上げている。同館の佐藤秀明館長は「オチのある作品、意外な結末の作品などバラエティーに富んでいて、たくさんの短編小説を書いた作家といえる」としている。40歳代の作品「仲間」は他の三島作品と雰囲気、文体が異なり描写から吸血鬼を連想できるホラー作品の一つに数えられる。

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