山梨県内の政党幹部などに衆院選の戦略や課題について話を聞きました。
1区に中谷さん、2区に堀内さんの前職2人を擁立する自民党は岸田新政権の誕生を好機と捉えています。
その一方、選挙での実働部隊となる県議団が県有地問題を巡って会派が分裂するなど対立が続いていて一枚岩になれるかが問われそうです。
1区に中島さん、2区に市来さんを擁立する立憲民主党は反自民票の結集を目指します。
課題は野党共闘で2区では共産党と統一候補を模索していましたが党本部間での調整が実現しませんでした。
一方1区では野党の協力体制が支持拡大のカギとなっています。
2区に大久保さんを擁立する共産党は今回の解散を「ご祝儀頼み解散」と批判し政権交代に向けて全力を尽くすとしています。
そして命を守る新しい政治を作ると訴えていて共産党の支持層以外への浸透を図ろうとしています。
1区に新人の辺見さんが立候補予定のN党はSNSを活用して新型コロナ対策などを発信し無党派層への支持拡大を目指しています。
10月19日公示、31日に投開票される政治決戦に向け各党とも選挙モードに突入します。