新型コロナウイルスの感染者が減少する中、山梨県の長崎知事はワクチン接種済みの人などを対象にパーティションを外すなど飲食店での感染対策を緩和する実証実験を始める考えを示した。実証実験はワクチン接種済みの人や検査で陰性が証明された県民がグリーン・ゾーン認証施設の個室で飲食する場合従来の対策に伴う規制を緩和するものだ。ワクチン接種済証や陰性証明書をグリーンパスと位置づけ、第1段階として今月18日から県内の4つの施設でこのグリーンパスを提示することをもとめる。その後、第2段階として来月中旬からグリーンパスを提示するとパーティションを外したり大皿料理の提供を受けることができる。対象は甲府市や富士吉田市のホテルなど10カ所程度の施設で、期間は2週間ほどを想定している。実験が成功すれば12月にも県内全域の施設で運用を始める考えだが、感染が再拡大した場合などは停止するとしている。
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