県東部の玄関口・JR中央線上野原駅が今年で開業120周年を迎えた。JR東日本、上野原市、上野原市観光協会は11月30日まで、駅周辺の旧甲州街道エリアを散策する「駅からハイキング」や構内での上野原駅の今昔の写真展、県立上野原高校生による「上野原かるた」の掲示や壁画アートなどのイベントを展開している。
上野原駅は1901年8月1日、高尾-上野原間の延伸に伴って開業した。駅舎は桂川の河岸段丘下の旧島田村地域の桂川近くに開設した。31年の中央線の電化、81年の駅南口完成、86年の東京駅―大月駅直通電車運行開始などを経て、2017年には昇降施設と南口広場の供用開始といった歴史を刻んできた。東京、神奈川方…