秋田県に貸し出していたクニマスが相次いで衰弱死したことを受け、山梨県は29日、新たにクニマス10匹を貸し出した。県はこれまで40匹のクニマスを展示用として、秋田県に貸し出しているが、ことしに入り寿命を迎えたとみられる個体が次々と衰弱死し、残りは8匹となっている。こうした状況を受け、県は30匹のクニマスを新たに貸し出すことを決め、県水産技術センターの職員が10匹をトラックに積み込み秋田県に向け出発した。一部のクニマスは30日から秋田県仙北市の田沢湖クニマス未来館で展示される。残りの20匹は12月に貸し出される。
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