小中学生の創意工夫あふれる工作を集めた「第24回科学工作展」(県立科学館など主催、毎日新聞甲府支局など後援)が、甲府市愛宕町の県立科学館で開かれている。49校から417点の応募があり、全作品を23日まで展示している(21日休館)。
科学的な原理を利用して動いたり、光や音を出したりする作品を、小学校低学年、高学年、中学生の部で募集。作品の完成度、独創性、創意工夫をポイントに優秀作品を選んだ。
最優秀賞の県知事賞は、小学校低学年の部で、山梨市立八幡小3年の関口直太朗さんの「この国旗 分かるかな?」。国名の正解ボタンを押すとインターホンのチャイムが鳴る作品だ。同高学年の部は、甲府市立貢川小5年の鎌倉碧生(あおい)さんの「三角形の中にある画像」、中学生の部は、北杜市立高根中3年の北川陽翔(はると)さんの「6輪クローラー探査機」がそれぞれ受賞した。